カフェを開きたい話
「私はカフェを開きたい」
大学生の時も思っていたけれど、
今その想いはどんどん強くなってきている。
大学生の時に某大手コーヒーチェーンでアルバイトをしていた。
コーヒーのことは働く前から好きだったけど、働いてから味が理解できるようになった。
それから、コーヒー楽しみ方の幅もかなり広がった。
働いてみてカフェでの大事な要素がいくつかあると学んだ。
カフェは家とは違い、はたまた1日の大部分を過ごすことが多い職場や学校とは違った場所であるべきなのだ。
リラックスできる環境を求める人もいれば、集中できる環境を求める人もいるだろう。
人によって様々なニーズを、コーヒーなどの飲み物とその空間の存在で満たしてくれるのがカフェなのだと思う。
数年前に大きな会社の一OLとなり、毎日興味があるなしに関わらず仕事をこなす。収益を追いかける。自分の判断で決められることは少ない。
そんな社会人生活が、何か違うと感じた時に 新しい希望が湧いてきた。
「コーヒーと空間で人を笑顔にできる仕事がしたい。」 「カフェを開きたい」
そう思い始めたのだった。
カフェ開業は厳しい世界だ。 多くの店舗が1年未満で閉店を余儀なくされると開業関係の本でもたくさん読んだ。
たくさん準備して、カフェを開き、 いつか自分が心から楽しめる仕事をしたいと思いながら今日も会社で働いている。